ダイヤルアップ接続

ryujirou009

2010年01月06日 11:08

日本で本格的に家庭でもインターネットが楽しむことが出来るようになった1993年当初、
インターネットの接続方法と言えば、このダイヤルアップ接続でした。ダイヤルアップ接続は、最寄のアクセスポイントと呼ばれる通信の中継点に電話をし(アクセスポイントは電話番号を持っている)、データの送受信をするやり方です。電話は「音声」というデータをやり取りしていますが、これが「文字」というインターネットのデータになったと考えると分かりやすいかもしれません。

以下に特徴をまとめます。

【料金】
主に従量制。使った分、使用料金が請求される。

【通信速度】
56kbps~128kbps程度。低速のインターネットサービス。

3-1.アナログ回線(接続)

ダイアルアップ接続の中でも、家の電話の差込口をそのまま使う方法が、「アナログ接続」と言われるものです。

家の電話の差込口を使うため、この方法でインターネットに接続をしているときは
家の電話が使えない(電話がかかってきたときは話中と同じ状態)になることが特徴とも言えます。

インターネット回線が使えるようになった当初は皆この接続方法を使っていましたが、
現在はこの方法でインターネットに接続する人はだいぶ減っているようです。昔は、従量制の接続方法の為、非常に高額料金が請求されたり、また勝手に海外のサイトに電話が繋がり高額の電話料金が請求されるということが相次ぎました。

また、NTTが「テレホーダイ」という特定の電話番号のみ夜にかけ放題というサービスを運営していましたが、これを利用するユーザーが非常に多かったということもありました。